女子大生６３人は、焼肉に、にんにく汁をつけて食べた後、シャンピニオン入りキャン
ディを食べ、にんにく臭がするかどうかを実験しました。約９０％の女子大生は、にん
にく臭が弱くなったと回答しました。

入院中のお年寄り８人はシャンピニオンを食べて、便の悪臭成分アンモニアやインド
ールを測ったところ、シャンピニオンを食べている間は、顕著に低下しました。止める
と上昇する便臭の強い人は、シャンピニオンを食べつづける事が大切です。

便秘の４人がシャンピニオンを３０日間食べ、便秘が改善されるかを試験したところ、
１０日目頃より３人のお通じが良くなりました。

また、６人がシャンピニオンを同じ期間食べ、便性が改善されるかを試験したところ、
泥状便の４人全員と水様便１人が有形便以上に改善されました。

胃腸の調子が良くない１０人が３０日間シャンピニオンを食べたところ、８人の調子が
良くなりました。

入院中のお年寄り８人はシャンピニオンを食べて腸内細菌を調べたところ、善玉ビフ
ィズス菌は約１．５倍増加しました。一方、悪玉クロストリジウム菌は半分以下に減少
しました。

シャンピニオンは、血液中の悪臭成分アンモニアなどを除去することにより血液の浄
化作用も行います。入院中のお年寄り14人は、シャンピニオンゼリーを30日間食べ、
血液中のアンモニアを測ったところ、10日目ころから減少しはじめ30日目には顕著に
減少しました。この事は血液浄化作用が起こっていることを示しているのです。

入院中のお年寄り6人は、シャンピニオンゼリーを30日間食べ、血液中のアンモニアと
NK細胞の活性を計ったところ、アンモニアは減少し、NK細胞の活性は顕著に上昇しま
した。シャンピニオンには、「免疫増強作用」があるのです。
血液中のアンモニアは、「がん細胞」や「細菌やウィルス」を殺すNK細胞の働きを弱め
ます。シャンピニオンは、NK細胞の働きを活発にして、「がん」や「細菌やウィルスによ
る感染症」の発生を予防すると思われます。

ピロリ菌は、胃腸の中にいる細菌で、胃や腸の粘膜を傷付け胃腸症状や胃・十二指腸
潰瘍の原因のひとつと言われています。
シャンピニオンは、ピロリ菌の産生するアンモニアを中和や捕捉しピロリ菌の増殖を抑
制します。この事が胃腸の諸症状の改善に寄与しているものと思われます。

慢性腎不全になると、血液中に、老廃物が蓄積され、人工透析のお世話にならざるを
得なくなります。
シャンピニオンと食事療法は、腎臓の働きの指標「血清クレアチニン値」の上昇を抑制し、
安定的に維持します。これもシャンピニオンが血液浄化作用を行った結果と思われます。
シャンピニオンは慢性腎不全を悪化にブレーキをかけるのです。

最近痛風で悩む人がふえていますが、痛風の痛みと血液中の尿酸値は関連しています。
動物実験ですが、シャンピニオンを投与した群と非投与群の尿酸値を比較したところ、投
与群の尿酸値は65％に低下しました。
シャンピニオンには痛風の改善が期待されるのです。

シャンピニオンは、花粉症や気管支喘息などを発症させる、いわゆるアレルギー体質関
連物質ロイコトリエンの産生を抑えます。この事は、花粉症や気管支喘息の諸症状を改
善させるものと思われます。

シャンピニオンは、「老化」や「がん」の原因といわれている活性化酸素や過酸化物を
除去します。これもシャンピニオンの血液浄化作用によるものと思われます。